TraceQueryInformation 関数 (evntrace.h)
TraceQueryInformation 関数は、イベント トレース セッションに関する情報を提供します。
構文
ULONG WMIAPI TraceQueryInformation(
CONTROLTRACE_ID TraceId,
[in] TRACE_INFO_CLASS InformationClass,
[out] PVOID TraceInformation,
[in] ULONG InformationLength,
[out, optional] PULONG ReturnLength
);
パラメーター
TraceId
[in] InformationClass
クエリを実行する情報クラス。 クラスがキャプチャする情報は、イベントの拡張データ セクションに含まれます。 クエリを実行できる情報クラスの一覧については、 TRACE_QUERY_INFO_CLASS 列挙を参照してください。
[out] TraceInformation
返された情報クラス固有のデータを受け取るバッファーへのポインター。 information クラスは、このパラメーターの内容を決定します。 たとえば、 TraceStackTracingInfo 情報クラスの場合、このパラメーターは CLASSIC_EVENT_ID 構造体の配列です。 構造体は、スタック トレースを有効にするイベント GUID を指定します。 配列は 256 個の要素に制限されています。
[in] InformationLength
TraceInformation バッファーで返されるデータのサイズ (バイト単位)。 関数が失敗した場合、この値は、必要な TraceInformation バッファーの必要なサイズを示します。
[out, optional] ReturnLength
TraceInformation バッファーで返される特定のデータのサイズをバイト単位で受け取る値をポインターで指定します。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は ERROR_SUCCESS です。
関数が失敗した場合、戻り値は次のいずれかのエラー コードになります。
ERROR_BAD_LENGTH
プログラムでコマンドが発行されましたが、コマンドの長さが正しくありません。 InformationLength パラメーターが最小サイズより小さい場合、このエラーが返されます。
ERROR_INVALID_PARAMETER
パラメーターが正しくありません。
ERROR_NOT_SUPPORTED
要求はサポートされていません。
その他
FormatMessage を使用して、返されたエラーのメッセージ文字列を取得します。
注釈
TraceQueryInformation 関数は、トレース セッションからイベント トレース セッションの設定を照会します。 StartTrace を呼び出した後、この関数を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | evntrace.h |
Library | Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 の Sechost.lib。Windows 8 および Windows Server 2012 の Advapi32.lib |
[DLL] | Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 の Sechost.dll。Windows 8 および Windows Server 2012 での Advapi32.dll |