AreFileApisANSI 関数 (fileapi.h)
ファイル I/O 関数で ANSI と OEM のどちらの文字セット コード ページが使用されているかを特定します。 この関数は、8 ビットコンソールの入出力操作に役立ちます。
構文
BOOL AreFileApisANSI();
戻り値
ファイル I/O 関数のセットが ANSI コード ページを使用している場合、戻り値は 0 以外になります。
ファイル I/O 関数のセットが OEM コード ページを使用している場合、戻り値は 0 になります。
注釈
SetFileApisToOEM 関数を使用すると、一連のファイル I/O 関数で OEM コード ページが使用されます。 SetFileApisToANSI 関数を使用すると、同じファイル I/O 関数のセットで ANSI コード ページが使用されます。 AreFileApisANSI 関数を使用して、ファイル I/O 関数のセットが現在使用しているコード ページを確認します。 これらの関数の使用方法については、「SetFileApisToOEM」および「SetFileApisToANSI」の「備考」セクションを参照してください。
コード ページが AreFileApisANSI によって確認されるファイル I/O 関数は、ファイル名を受け入れるか返す KERNEL32.DLL によってエクスポートされる関数です。
関数 SetFileApisToOEM と SetFileApisToANSI はプロセスのコード ページを設定するため、AreFileApisANSI はプロセス全体のコード ページを示す値を返します。
Windows 8 と Windows Server 2012 では、この関数は、次のテクノロジによってサポートされています。
テクノロジ | サポートされています |
---|---|
サーバー メッセージ ブロック (SMB) 3.0 プロトコル | はい |
SMB 3.0 Transparent Failover (TFO) | はい |
スケールアウト ファイル共有 (SO) を使う SMB 3.0 | はい |
クラスターの共有ボリューム ファイル システム (CsvFS) | はい |
Resilient File System (ReFS) | はい |
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | fileapi.h (Windows.h、WinBase.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |