FindNextFileNameW 関数 (fileapi.h)

FindFirstFileNameW 関数への呼び出しの成功により返されたハンドルを使って、ファイルへのハード リンクを列挙し続けます。

構文

BOOL FindNextFileNameW(
  [in]      HANDLE  hFindStream,
  [in, out] LPDWORD StringLength,
  [in, out] PWSTR   LinkName
);

パラメーター

[in] hFindStream

FindFirstFileNameW の正常な呼び出しによって返される列挙へのハンドル。

[in, out] StringLength

LinkName パラメーターのサイズ (文字単位)。 この呼び出しが失敗し、エラーが ERROR_MORE_DATA場合、このパラメーターによって返される値は、すべてのデータを格納するために LinkName に必要なサイズです。

[in, out] LinkName

lpFileName で見つかった最初のリンク名を格納するバッファーへのポインター。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

一致するファイルが見つからない場合、 GetLastError 関数は ERROR_HANDLE_EOFを返します。

解説

関数が TRUE を返す場合は、列挙するハード リンクがさらに存在します。

Windows 8 と Windows Server 2012 では、この関数は、次のテクノロジによってサポートされています。

テクノロジ サポートされています
サーバー メッセージ ブロック (SMB) 3.0 プロトコル はい
SMB 3.0 Transparent Failover (TFO) いいえ
スケールアウト ファイル共有 (SO) を使う SMB 3.0 いいえ
クラスターの共有ボリューム ファイル システム (CsvFS) はい
Resilient File System (ReFS) はい

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー fileapi.h (Windows.h、WinBase.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

File Management 関数

FindClose

FindFirstFileNameW