Graphics::EnumerateMetafile(constMetafile*,constRectF&,constRectF&,Unit,EnumerateMetafileProc,VOID*,constImageAttributes*) メソッド (gdiplusgraphics.h)
Graphics::EnumerateMetafile メソッドは、指定されたメタファイル内の各レコードに対してアプリケーション定義のコールバック関数を呼び出します。 このメソッドを使用すると、コールバック関数で PlayRecord を呼び出すことによってメタファイルを表示できます。
構文
Status EnumerateMetafile(
[in] const Metafile *metafile,
[in, ref] const RectF & destRect,
[in, ref] const RectF & srcRect,
[in] Unit srcUnit,
[in] EnumerateMetafileProc callback,
[in] VOID *callbackData,
[in] const ImageAttributes *imageAttributes
);
パラメーター
[in] metafile
型: const メタファイル*
列挙するメタファイルへのポインター。
[in, ref] destRect
型: const RectF
メタファイルが表示される四角形を指定する RectF オブジェクトへの参照。
[in, ref] srcRect
型: const RectF
表示されるメタファイルの部分を指定する RectF オブジェクトへの参照。
[in] srcUnit
種類: 単位
ソース四角形の測定単位を指定する Unit 列挙体の要素。
[in] callback
型: EnumerateMetafileProc
アプリケーション定義のコールバック関数へのポインター。 コールバック関数のプロトタイプは、Gdiplustypes.h で指定されます。
[in] callbackData
型: VOID*
省略可能。 コールバック関数に渡されるデータブロックへのポインター。 既定値は NULL です。
[in] imageAttributes
種類: ImageAttributes*
省略可能。 表示されるメタファイルの色調整を指定する ImageAttributes オブジェクトへのポインター。 既定値は NULL です。
戻り値
種類: 状態
メソッドが成功した場合は、Status 列挙体の要素である Ok を返します。
メソッドが失敗した場合は、 Status 列挙体の他の要素のいずれかを返します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | gdiplusgraphics.h (Gdiplus.h を含む) |
Library | Gdiplus.lib |
[DLL] | Gdiplus.dll |