ImageAttributes::SetBrushRemapTable メソッド (gdiplusimageattributes.h)

ImageAttributes::SetBrushRemapTable メソッドは、ブラシ カテゴリのカラー 再マップ テーブルを設定します。

構文

Status SetBrushRemapTable(
  [in] UINT           mapSize,
  [in] const ColorMap *map
);

パラメーター

[in] mapSize

型: UINT

マップ配列内の要素の数を指定する INT

[in] map

種類: ColorMap*

ColorMap 構造体の配列へのポインター。

戻り値

種類: 状態

メソッドが成功した場合は、Status 列挙の要素である Ok を返します

メソッドが失敗した場合は、 Status 列挙体の他の要素のいずれかを返します。

注釈

color-remap テーブルは、 ColorMap 構造体の配列です。 各 ColorMap 構造体には 2 つの Color オブジェクトがあります。1 つは古い色を指定し、1 つは対応する新しい色を指定します。 レンダリング中に、再マップ テーブルの古い色のいずれかに一致するすべての色が、対応する新しい色に変更されます。

ImageAttributes::SetBrushRemapTable メソッドを呼び出すと、ColorAdjustTypeBrushImageAttributes::SetRemapTable メソッドに渡すのと同じ効果があります。 指定した再マップ テーブルは、ブラシで塗りつぶされたメタファイル内の項目に適用されます。

次の例では、 ImageAttributes オブジェクトを作成し、赤が緑に変換されるようにブラシの再マップ テーブルを設定します。


ImageAttributes imageAtt;
ColorMap cMap;
cMap.oldColor = Color(255, 255, 0, 0);  // red
cMap.newColor = Color(255, 0, 255, 0);  // green
imageAtt.SetBrushRemapTable(1, &cMap);
				

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー gdiplusimageattributes.h (Gdiplus.h を含む)
Library Gdiplus.lib
[DLL] Gdiplus.dll

こちらもご覧ください

Bitmap

Color

ColorAdjustType

カラーマップ

Image

ImageAttributes

メタファイル

色変更