HeapDestroy 関数 (heapapi.h)

指定したヒープ オブジェクトを破棄します。

HeapDestroy はプライベート ヒープ オブジェクトのすべてのページをコミット解除して解放し、ヒープへのハンドルを無効にします。

構文

BOOL HeapDestroy(
  [in] HANDLE hHeap
);

パラメーター

[in] hHeap

破棄されるヒープへのハンドル。 このハンドルは HeapCreate 関数によって返されます。 GetProcessHeap 関数によって返されるプロセス ヒープへのハンドルは使用しないでください。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

ヒープから割り当てられたメモリを解放するために HeapFree 関数を最初に呼び出さずに、プロセスで HeapDestroy を呼び出すことができます。

ヒープの列挙

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー heapapi.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

ヒープ関数

HeapCreate

メモリ管理関数

VBS エンクレーブで使用できる Vertdll API