HttpCreateHttpHandle 関数 (http.h)
HttpCreateHttpHandle 関数は、呼び出し元アプリケーションの HTTP 要求キューを作成し、それにハンドルを返します。
HTTP Server API バージョン 2.0 以降では、アプリケーションは HttpCreateRequestQueue を呼び出して要求キューを作成する必要があります。 HttpCreateHttpHandle は使用しないでください。
構文
HTTPAPI_LINKAGE ULONG HttpCreateHttpHandle(
[out] PHANDLE RequestQueueHandle,
[in] ULONG Reserved
);
パラメーター
[out] RequestQueueHandle
要求キューへのハンドルを受け取る変数へのポインター。
[in] Reserved
予約済み。 このパラメーターは 0 である必要があります。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は NO_ERROR。
関数が失敗した場合、戻り値は次のいずれかのエラー コードになります。
値 | 説明 |
---|---|
|
呼び出し元のアプリケーションは、この関数を呼び出す前に HttpInitialize を呼び出しませんでした。 |
|
WinError.h で定義されている システム エラー コード 。 |
解説
要求キューを使用すると、呼び出し元アプリケーションは特定の URL に対する要求を受信できます。 呼び出し元のアプリケーションでは 、HttpAddUrl 関数を使用して、要求を受信する URL を指定します。
アプリケーションでは、1 つの要求キューを使用して要求を受信する必要があります。 1 つのプロセスから複数の要求キューを使用しても、応答時間やスループットは増加しません。
アプリケーションが要求の受信を完了したら、 CloseHandle 関数を呼び出してハンドルを閉じる必要があります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista、WINDOWS XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | http.h |
Library | Httpapi.lib |
[DLL] | Httpapi.dll |