IPSEC_TUNNEL_ENDPOINTS2 構造体 (ipsectypes.h)

IPSEC_TUNNEL_ENDPOINTS2構造体は、トンネル モード SA のエンドポイントを格納するために使用されます。 IPSEC_TUNNEL_ENDPOINTS1 を使用できます。 Windows Vista の場合は、 IPSEC_TUNNEL_ENDPOINTS0 を使用できます。

構文

typedef struct IPSEC_TUNNEL_ENDPOINTS2_ {
  FWP_IP_VERSION         ipVersion;
  union {
    UINT32 localV4Address;
    UINT8  localV6Address[16];
  };
  union {
    UINT32 remoteV4Address;
    UINT8  remoteV6Address[16];
  };
  UINT64                 localIfLuid;
  wchar_t                *remoteFqdn;
  UINT32                 numAddresses;
  IPSEC_TUNNEL_ENDPOINT0 *remoteAddresses;
} IPSEC_TUNNEL_ENDPOINTS2;

メンバー

ipVersion

種類: FWP_IP_VERSION

IP バージョンを指定します。 トンネル モードでは、これは外部ヘッダーのバージョンです。

localV4Address

型: UINT32

case(FWP_IP_VERSION_V4)

localV6Address[16]

種類: UINT8[16]

case(FWP_IP_VERSION_V6)

switch_type(FWP_IP_VERSION),switch_is(ipVersion)

リモート トンネルのエンドポイント アドレスを含むタグ付き共用体。

remoteV4Address

型: UINT32

case(FWP_IP_VERSION_V4)

remoteV6Address[16]

種類: UINT8[16]

case(FWP_IP_VERSION_V6)

localIfLuid

種類: UINT64

上記で指定したローカル アドレスに対応するローカル インターフェイスの省略可能な LUID。

remoteFqdn

種類: wchar_t*

非対称トンネリングをサポートするための複数のリモート アドレスと完全修飾ドメイン名の構成。

numAddresses

型: UINT32

リモート トンネル アドレスの数。

remoteAddresses

種類: IPSEC_TUNNEL_ENDPOINT0*

[size_is(numAddresses)]

リモート トンネルエンドポイントアドレス情報。

解説

ローカル トンネルのエンドポイント アドレスを含む名前のない共用体の場合は、switch_type(FWP_IP_VERSION)、switch_is(ipVersion)。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
Header ipsectypes.h

関連項目

FWP_IP_VERSION

Windows フィルタリング プラットフォーム API の構造