IMFPMPHost インターフェイス (mfidl.h)
アプリケーション プロセスのメディア ソースが、保護されたメディア パス (PMP) プロセスでオブジェクトを作成できるようにします。
継承
IMFPMPHost インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IMFPMPHost には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMFPMPHost インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IMFPMPHost::CreateObjectByCLSID CLSID から保護メディア パス (PMP) プロセスでオブジェクトを作成します。 |
IMFPMPHost::LockProcess 保護されたメディア パス (PMP) プロセスの終了をブロックします。 (IMFPMPHost.LockProcess) |
IMFPMPHost::UnlockProcess 保護されたメディア パス (PMP) プロセスのロック数をデクリメントします。 IMFPMPHost::LockProcess の呼び出しごとに、このメソッドを 1 回呼び出します。 |
解説
このインターフェイスは、メディア ソースがアプリケーション プロセスに存在し、メディア セッションが PMP プロセスに存在する場合に使用されます。 メディア ソースはこのインターフェイスを使用して、PMP プロセスでオブジェクトを作成できます。 たとえば、DRM で保護されたコンテンツを再生するには、通常、メディア ソースが PMP プロセスで入力信頼機関 (ITA) を作成する必要があります。
このインターフェイスを使用するために、メディア ソースは IMFPMPClient インターフェイスを実装します。 PMP メディア セッションは、メディア ソースで IMFPMPClient::SetPMPHost を 呼び出し、 IMFPMPHost インターフェイスへのポインターを渡します。
また、サービス識別子MF_PMP_SERVICEを使用して、PMP メディア セッションで IMFGetService::GetService を呼び出すことで、このインターフェイスへのポインターを取得することもできます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |