IMFSampleGrabberSinkCallback インターフェイス (mfidl.h)

サンプル グラバー シンクからメディア データを取得するためのコールバック インターフェイス。

継承

IMFSampleGrabberSinkCallback インターフェイスは、IMFClockStateSink から継承されます。 IMFSampleGrabberSinkCallback には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IMFSampleGrabberSinkCallback インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IMFSampleGrabberSinkCallback::OnProcessSample

サンプル グラバー シンクが新しいメディア サンプルを受信したときに呼び出されます。 (IMFSampleGrabberSinkCallback.OnProcessSample)
IMFSampleGrabberSinkCallback::OnSetPresentationClock

サンプル グラバー シンクにプレゼンテーション クロックが設定されている場合に呼び出されます。
IMFSampleGrabberSinkCallback::OnShutdown

サンプル グラバー シンクがシャットダウンされたときに呼び出されます。

解説

サンプル グラバー シンクを使用すると、カスタム メディア シンクを実装せずに、アプリケーションで Media Foundation パイプラインからデータを取得できます。 サンプル グラバー シンクを使用するには、アプリケーションで次の手順を実行する必要があります。

  1. IMFSampleGrabberSinkCallback インターフェイスを実装します。
  2. MFCreateSampleGrabberSinkActivate を呼び出し、IMFSampleGrabberSinkCallback インターフェイス ポインターを渡します。 この関数は 、IMFActivate オブジェクトを返します。
  3. シンクの IMFActivate オブジェクトを含む出力ノードを含むトポロジを作成します。
  4. このトポロジをメディア セッションに渡します。
再生中、サンプル グラバー シンクは、アプリケーションのコールバックでメソッドを呼び出します。

サンプル グラバー シンクを使用して保護されたコンテンツを取得することはできません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfidl.h

関連項目

IMFClockStateSink

メディア ファンデーション インターフェイス