IMFShutdown インターフェイス (mfidl.h)

明示的にシャットダウンする必要がある一部の Media Foundation オブジェクトによって公開されます。

継承

IMFShutdown インターフェイスは IUnknown インターフェイスから継承されます。 IMFShutdown には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IMFShutdown インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IMFShutdown::GetShutdownStatus

IMFShutdown::Shutdown メソッドの以前の呼び出しの状態を照会します。
IMFShutdown::Shutdown

Media Foundation オブジェクトをシャットダウンし、オブジェクトに関連付けられているすべてのリソースを解放します。 (IMFShutdown.Shutdown)

注釈

次の種類のオブジェクトは 、IMFShutdown を公開します。

これらのオブジェクトのいずれかを作成するコンポーネントは、オブジェクトを解放する前に、オブジェクトに対して Shutdown を呼び出す役割を担います。 通常、アプリケーションはこれらのオブジェクトを直接作成しないため、通常、アプリケーションでこのインターフェイスを使用する必要はありません。

このインターフェイスへのポインターを取得するには、 オブジェクトの QueryInterface を呼び出します。

カスタム オブジェクトを実装する場合、オブジェクトはこのインターフェイスを公開できますが、アプリケーションで Shutdown が呼び出されることを保証できる場合に限 ります

Media Foundation パイプラインではこれらのオブジェクトに対して Shutdown が呼び出されないため、メディア ソース、メディア シンク、および同期 MFT は、このインターフェイスを実装しないでください。 非同期 MFT では、このインターフェイスを実装する必要があります。

このインターフェイスは、「Media Foundation の初期化」で説明されているように、Media Foundation プラットフォームをシャットダウンする MFShutdown 関数とは関係ありません。

一部の Media Foundation インターフェイスでは Shutdown メソッドが定義されています。これは IMFShutdown::Shutdown と同じ目的を果たしますが、それに直接関連していません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfidl.h

こちらもご覧ください

MFShutdownObject

メディア ファンデーション インターフェイス