IMFMediaEngine::CanPlayType メソッド (mfmediaengine.h)

メディア エンジンが指定した種類のメディア リソースを再生できる可能性を照会します。

構文

HRESULT CanPlayType(
  [in]  BSTR                    type,
  [out] MF_MEDIA_ENGINE_CANPLAY *pAnswer
);

パラメーター

[in] type

RFC 4281 で定義されているオプションの codecs パラメーターを含む MIME の種類を含む文字列。

[out] pAnswer

MF_MEDIA_ENGINE_CANPLAY列挙値を受け取ります。

戻り値

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

解説

このメソッドは、HTML5 の HTMLMediaElement インターフェイスの canPlayType 属性に対応しています。

canPlayType 属性は、次の値を定義します。

説明
"" (空の文字列) ユーザー エージェントがリソースを再生できないか、リソースの種類が "application/octet-stream" です。
"おそらく" ユーザー エージェントは、おそらくリソースを再生できます。
"多分" 上記の値はどちらも適用されます。
 

メディア リソースの MIME の種類は通常、リソースの完全な説明ではないので、値 "おそらく" が使用されます。 たとえば、"video/mp4" はビデオを含む MP4 ファイルを指定しますが、コーデックについては説明しません。 オプションの codecs パラメーターを使用した場合でも、MIME の種類では、実際のコード化されたビット レートなどの一部の情報が省略されます。 そのため、通常は、実際のメディア リソースが開くまで再生が可能であることを確認することはできません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfmediaengine.h

関連項目

IMFMediaEngine