MFNominalRange 列挙 (mfobjects.h)
色データにヘッドルームと toeroom を含めるかどうかを指定します。 ヘッドルームでは、1.0 white ("whiter than whiter") を超える値を使用でき、toeroom では参照 0.0 以下の黒 ("黒より黒") の値を使用できます。
構文
typedef enum _MFNominalRange {
MFNominalRange_Unknown = 0,
MFNominalRange_Normal = 1,
MFNominalRange_Wide = 2,
MFNominalRange_0_255 = 1,
MFNominalRange_16_235 = 2,
MFNominalRange_48_208 = 3,
MFNominalRange_64_127 = 4,
MFNominalRange_Last,
MFNominalRange_ForceDWORD = 0x7fffffff
} MFNominalRange;
定数
MFNominalRange_Unknown 値: 0 呼び出し範囲が不明です。 |
MFNominalRange_Normal 値: 1 MFNominalRange_0_255と同じです。 |
MFNominalRange_Wide 値: 2 MFNominalRange_16_235と同じです。 |
MFNominalRange_0_255 値: 1 正規化された範囲 [0...1] は、8 ビット サンプルの場合は [0....255] に、10 ビット サンプルの場合は [0....1023] にマップされます。 |
MFNominalRange_16_235 値: 2 正規化された範囲 [0...1] は、8 ビット サンプルの場合は [16....235] に、10 ビット サンプルの場合は [64....940] にマップされます。 |
MFNominalRange_48_208 値: 3 正規化された範囲 [0..1] は、8 ビット サンプルの場合は [48....208] に、10 ビット サンプルの場合は [64....940] にマップされます。 |
MFNominalRange_64_127 値: 4 正規化された範囲 [0..1] は、8 ビット サンプルの場合は [64....127] に、10 ビット サンプルの場合は [256....508] にマップされます。 この範囲は、xRGB 色空間で使用されます。 メモ Windows 7 以降が必要です。 |
MFNominalRange_Last |
MFNominalRange_ForceDWORD 値: 0x7fffffff |
注釈
この列挙は、MF_MT_VIDEO_NOMINAL_RANGE属性と共 に 使用されます。
これらの値の詳細については、 DXVA2_NominalRange 列挙体の解説を参照してください。これは、この列挙に相当する DirectX ビデオ アクセラレーション (DXVA) です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | mfobjects.h (Mfidl.h を含む) |