MODULE_WRITE_FLAGS列挙 (minidumpapiset.h)

MiniDumpWriteDump 関数によってミニダンプ ファイルに書き込まれるモジュール情報の種類を識別します。

構文

typedef enum _MODULE_WRITE_FLAGS {
  ModuleWriteModule = 0x0001,
  ModuleWriteDataSeg = 0x0002,
  ModuleWriteMiscRecord = 0x0004,
  ModuleWriteCvRecord = 0x0008,
  ModuleReferencedByMemory = 0x0010,
  ModuleWriteTlsData = 0x0020,
  ModuleWriteCodeSegs = 0x0040
} MODULE_WRITE_FLAGS;

定数

 
ModuleWriteModule
値: 0x0001
モジュール情報のみがミニダンプ ファイルに書き込まれます。
ModuleWriteDataSeg
値: 0x0002
モジュールとデータ セグメントの情報は、ミニダンプ ファイルに書き込まれます。 この値は、MINIDUMP_TYPEMiniDumpWithDataSegs 列挙値が設定されている場合にのみ設定されます。
ModuleWriteMiscRecord
値: 0x0004
モジュール、データ セグメント、およびその他のレコード情報は、ミニダンプ ファイルに書き込まれます。
ModuleWriteCvRecord
値: 0x0008
CodeView 情報はミニダンプ ファイルに書き込まれます。 一部のデバッガーでは、シンボルを適切に検索するために CodeView 情報が必要です。
ModuleReferencedByMemory
値: 0x0010
モジュールが、ミニダンプ内のスレッドのスタックまたはバッキング ストア上のポインターによって参照されたことを示します。 この値は、 の DumpType パラメーターが有効な場合にのみ有効です。
MiniDumpWriteDump 関数には 、MiniDumpScanMemory が含まれています。
ModuleWriteTlsData
値: 0x0020
モジュールごとの自動 TLS データは、ミニダンプ ファイルに書き込まれます。 (TlsAlloc が動的 TLS データを作成する間、自動 TLS データは __declspec(スレッド) を使用して作成されることに注意してください)。 この値は、 の DumpType パラメーターが有効な場合にのみ有効です。
MiniDumpWriteDump 関数には 、MiniDumpWithProcessThreadData が含まれます

DbgHelp 6.1 以前: この値はサポートされていません。
ModuleWriteCodeSegs
値: 0x0040
コード セグメント情報はミニダンプ ファイルに書き込まれます。 この値は、MINIDUMP_TYPEMiniDumpWithCodeSegs 列挙値が設定されている場合にのみ設定されます。

DbgHelp 6.1 以前: この値はサポートされていません。

要件

要件
Header minidumpapiset.h (DbgHelp.h を含む)
再頒布可能パッケージ DbgHelp.dll 5.1 以降

こちらもご覧ください

MINIDUMP_CALLBACK_OUTPUT

MiniDumpWriteDump