REASON_CONTEXT 構造体 (minwinbase.h)
電源要求に関する情報が含まれています。 この構造体は、 PowerCreateRequest 関数と SetWaitableTimerEx 関数によって使用されます。
構文
typedef struct _REASON_CONTEXT {
ULONG Version;
DWORD Flags;
union {
struct {
HMODULE LocalizedReasonModule;
ULONG LocalizedReasonId;
ULONG ReasonStringCount;
LPWSTR *ReasonStrings;
} Detailed;
LPWSTR SimpleReasonString;
} Reason;
} REASON_CONTEXT, *PREASON_CONTEXT;
メンバー
Version
構造体のバージョン番号。 このパラメーターは 、POWER_REQUEST_CONTEXT_VERSIONに設定する必要があります。
Flags
電源要求の理由の形式。 このパラメーターには、次のいずれかの値を指定できます。
Reason
Detailed 構造体または文字列で構成される共用体。
Reason.Detailed
電源要求の理由を説明するローカライズ可能な文字列リソースを識別する構造体。
Reason.Detailed.LocalizedReasonModule
文字列リソースを含むモジュール。
Reason.Detailed.LocalizedReasonId
文字列リソースの ID。
Reason.Detailed.ReasonStringCount
ReasonStrings パラメーター内の文字列の数。
Reason.Detailed.ReasonStrings
実行時に文字列リソースで置換される文字列の配列。
Reason.SimpleReasonString
電源要求の理由を説明するローカライズされていない文字列。
注釈
PowerCreateRequest 関数と SetWaitableTimerEx 関数が文字列から読み取り、それらに書き込まないので、読み取り専用文字列を SimpleReasonString または ReasonStrings として渡しても安全です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | minwinbase.h (Windows.h を含む) |