IStringTable インターフェイス (mmc.h)

IStringTable インターフェイスは MMC 1.1 で導入されています。

IStringTable インターフェイスは、スナップインを使用して文字列データを格納する方法を提供します。 MMC による各スナップインに必要に応じて、コンソール ファイルに文字列テーブルが作成されます。

IStringTable インターフェイスを使用すると、文字列をコンソール ファイルに保存できます。 このインターフェイスは、特殊なローカライズ ツールを使用するように設計されていることに注意してください。 これらのローカライズ ツールにアクセスできないスナップインでは、このインターフェイスを使用するメリットはありません。

継承

IStringTable インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IStringTable には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IStringTable インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IStringTable::AddString

スナップインがスナップインの文字列テーブルに文字列を追加できるようにします。
IStringTable::D eleteAllStrings

IStringTable::D eleteAllStrings メソッドを使用すると、スナップインでスナップインの文字列テーブルからすべての文字列を削除できます。
IStringTable::D eleteString

スナップインで、スナップイン文字列テーブルから指定した文字列を削除できるようにします。
IStringTable::Enumerate

スナップインの文字列テーブル内の文字列を返すことができる列挙子の IEnumString インターフェイスへのポインターを提供します。
IStringTable::FindString

スナップインでスナップイン文字列テーブル内の文字列を検索できるようにします。
IStringTable::GetString

スナップインがスナップインの文字列テーブルから文字列を取得できるようにします。
IStringTable::GetStringLength

スナップインを有効にして、スナップインの文字列テーブル内の文字列の長さを決定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mmc.h