MMCBUTTON 構造体 (mmc.h)

MMCBUTTON 構造体には、ツール バーのボタンの作成に使用される値が含まれています。 この構造は、一般的なコントロールに関連するプラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) トピックで説明されている TBBUTTON 構造に似ています。

構文

typedef struct _MMCButton {
  int      nBitmap;
  int      idCommand;
  BYTE     fsState;
  BYTE     fsType;
  LPOLESTR lpButtonText;
  LPOLESTR lpTooltipText;
} MMCBUTTON;

メンバー

nBitmap

ボタン イメージの 0 から始まるインデックスを示す 値。

idCommand

ボタンがクリックされたときに返されるコマンド識別子を示す 値です。 ユーザーが必要とするすべての整数値を指定できます。 int の低い単語のみが使用されます。

fsState

ボタン状態フラグを示す 値。 このメンバーには、次のいずれかの値を指定できます。

TBSTATE_CHECKED

ボタンにはTBSTYLE_CHECKEDスタイルがあり、押されています。

TBSTATE_ENABLED

ボタンはユーザー入力を受け入れます。 この状態ではないボタンは、ユーザー入力を受け付けず、淡色表示になります。

TBSTATE_HIDDEN

ボタンは表示されず、ユーザー入力を受信できません。

TBSTATE_INDETERMINATE

ボタンが淡色表示されます。

TBSTATE_PRESSED

ボタンが押されています。

fsType

ボタンのスタイルを示す 値です。 このメンバーには、次の値の任意に組み合わせが可能です。

TBSTYLE_BUTTON

標準のプッシュ ボタンを作成します。

TBSTYLE_CHECK

ユーザーがクリックするたびに押された状態と押されていない状態を切り替えるボタンを作成します。 ボタンが押された状態の場合、ボタンの背景色が異なります。

TBSTYLE_CHECKGROUP

グループ内の別のボタンが押されるまで押された状態を維持するチェック ボタンを作成します。

TBSTYLE_GROUP

グループ内の別のボタンが押されるまで押された状態を維持するボタンを作成します。

TBSTYLE_SEP

ボタン グループ間の小さな間隔を提供する区切り記号を作成します。 このスタイルのボタンは、ユーザー入力を受け入れません。

lpButtonText

MMCBUTTON 構造体の特定のインスタンスに関連付けられているテキストへのポインター。

lpTooltipText

特定のツールヒントのテキストへのポインター。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
Header mmc.h

こちらもご覧ください

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