MsiEnableLogA 関数 (msi.h)
MsiEnableLog 関数は、呼び出し元プロセスで開始されるすべての後続のインストールのログ モードを設定します。
構文
UINT MsiEnableLogA(
[in] DWORD dwLogMode,
[in] LPCSTR szLogFile,
[in] DWORD dwLogAttributes
);
パラメーター
[in] dwLogMode
ログ モードを指定します。 このパラメーターには、次の 1 つ以上の値を指定できます。
[in] szLogFile
ログ ファイルへの完全パスを保持する文字列を指定します。 null を入力するとログ記録が無効になります。この場合、 dwlogmode は無視されます。 パスを指定する場合は、 dwlogmode を 0 にすることはできません。
[in] dwLogAttributes
ログ バッファーをフラッシュする頻度を指定します。
値 | 意味 |
---|---|
|
この値が設定されている場合、インストーラーは szLogFile で指定された既存のログを追加します。 設定されていない場合は、 szLogFile で指定された既存のログが上書きされます。 |
|
各行の後にログ バッファーを強制的にフラッシュします。 この値が設定されていない場合、インストーラーは FlushFileBuffers を呼び出して 20 行後にログ バッファーをフラッシュします。 |
戻り値
値 | 意味 |
---|---|
|
無効なログ モードが指定されました。 |
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関数が正常に実行されました。 |
注釈
ログ ポリシーの説明については、「 システム ポリシー」を参照してください。
この関数を使用する場合は、ログ ファイルの場所へのパスが既に存在している必要があります。 インストーラーは、ログ ファイルのディレクトリ構造を作成しません。
注意
msi.h ヘッダーは、MSIEnableLog をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 エンコードに依存しないエイリアスをエンコードニュートラルでないコードと組み合わせて使用すると、コンパイルまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msi.h |
Library | Msi.lib |
[DLL] | Msi.dll |