IInkStrokeDisp::Split メソッド (msinkaut.h)
ストローク上の指定した位置でストロークを分割します。
構文
HRESULT Split(
[in] float SplitAt,
[out, retval] IInkStrokeDisp **NewStroke
);
パラメーター
[in] SplitAt
ストロークを分割する場所を表す浮動小数点インデックス値。
メモ 浮動小数点インデックスは、ストローク内の 2 つのポイント間の位置を表す浮動小数点値です。 例として、0.0 がストロークの最初のポイントで、1.0 がストロークの 2 番目のポイントである場合、0.5 は 1 番目と 2 番目のポイントの中間です。 同様に、浮動小数点インデックス値 37.25 は、ストロークのポイント 37 と 38 の間の線に沿って 25% の位置を表します。
[out, retval] NewStroke
このメソッドが戻るとき、 には、分割操作から作成された新しい IInkStrokeDisp オブジェクトへのポインターが含まれます。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
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正常終了しました。 |
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パラメーターに無効なポインターが含まれていました。 |
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Stroke ハンドラー ヘルパー オブジェクトを割り当てられません。 |
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パラメーターが無効です。 |
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予期しないパラメーターまたはプロパティの種類。 |
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メソッド内で例外が発生しました。 |
注釈
このメソッドは、ストローク セット内の元のストロークの直後に新しいストロークを挿入し、残りのストローク インデックスの番号を再設定します。
IInkStrokeDisp が分割されると、ストロークの先頭部分は元の IInkStrokeDisp の ID のままです。 IInkStrokeDisp の最後の部分は、ID が IInkStrokeDisp ID よりも 1 大きい新しい IInkStrokeDisp になります。 元の IInkStrokeDisp が InkStrokes コレクション (Ink.Strokes 以外) に含まれている場合、先頭部分のみがそのコレクションに残ります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msinkaut.h |
Library | InkObj.dll |