ITask::SetWorkingDirectory メソッド (mstask.h)

[[この API は、以降のバージョンのオペレーティング システムまたは製品で変更または使用できない場合があります。 代わりに 、タスク スケジューラ 2.0 インターフェイス を使用してください。 ]

このメソッドは、タスク作業ディレクトリを設定します。

構文

HRESULT SetWorkingDirectory(
  [in] LPCWSTR pwszWorkingDirectory
);

パラメーター

[in] pwszWorkingDirectory

タスクの作業ディレクトリへのディレクトリ パスを含む null で終わる文字列。

アプリケーションは、現在の作業ディレクトリとしてこのディレクトリから始まります。 ディレクトリをクリアするには、 pwszWorkingDirectory を L"" に設定します。 作業ディレクトリが L"" に設定されている場合、アプリケーションの実行時に、現在のディレクトリはタスク スケジューラ サービス実行可能ファイル (Mstask.exe) が存在するディレクトリになります。

戻り値

SetWorkingDirectory メソッドは、次のいずれかの値を返します。

リターン コード 説明
S_OK
操作に成功しました。
E_INVALIDARG
引数が無効です。
E_OUTOFMEMORY
メモリが不足しています。

注釈

タスクの作業ディレクトリを設定したら、 必ず IPersistFile::Save を呼び出して、変更したタスク オブジェクトをディスクに保存してください。

タスクの作業ディレクトリを設定する方法の例については、「 C/C++ コード例: 作業ディレクトリの設定」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mstask.h
Library Mstask.lib
[DLL] Mstask.dll
再頒布可能パッケージ Windows NT 4.0 および Windows 95 のインターネット エクスプローラー 4.0 以降

こちらもご覧ください

GetWorkingDirectory

Itask