INetDiagHelper::GetCacheTime メソッド (ndhelper.h)

GetCacheTime メソッドは、診断および修復操作のキャッシュされた結果が期限切れになった時刻を指定します。

構文

HRESULT GetCacheTime(
  [out] FILETIME *pCacheTime
);

パラメーター

[out] pCacheTime

FILETIME 構造体へのポインター。

戻り値

リターン コード 説明
S_OK
操作が成功しました。
E_OUTOFMEMORY
この操作を完了するのに十分なメモリがありません。
E_INVALIDARG
1 つ以上のパラメーターが正しく指定されていません。
E_NOTIMPL
この省略可能なメソッドは実装されていません。
E_ACCESSDENIED
呼び出し元には、診断または修復操作を実行するための十分な特権がありません。
E_ABORT
診断または修復操作が取り消されました。
 

ヘルパー クラス拡張機能は、関数で発生したエラーに固有の HRESULTS を返す場合があります。

注釈

ヘルパー クラス拡張機能をビルドする場合、このメソッドは必要ありません。

既定の動作では、結果がキャッシュされないように、現在の時刻を返します。 キャッシュ時間を設定すると、NDF が拡張機能を呼び出して、キャッシュ時間が切れていない限り問題を再診断しないため、診断効率が向上する可能性があります。

FILETIME 構造体は、1601 年 1 月 1 日 (UTC) 以降の 100 ナノ秒間隔の数を表す 64 ビット値です。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ndhelper.h

こちらもご覧ください

INetDiagHelper