INetFwPolicy2::EnableRuleGroup メソッド (netfw.h)
EnableRuleGroup メソッドは、指定したファイアウォール規則のグループを有効または無効にします。
構文
HRESULT EnableRuleGroup(
[in] long profileTypesBitmask,
[in] BSTR group,
[in] VARIANT_BOOL enable
);
パラメーター
[in] profileTypesBitmask
NET_FW_PROFILE_TYPE2からのプロファイルのビットマスク。
[in] group
ルールをグループ化するために使用された文字列。 グループ名または "@C:\Program Files\Contoso Storefront\StorefrontRes.dll,-1234" の形式でグループ名に対する間接文字列を指定できます。 このグループに属するルールは、有効または無効になります。
[in] enable
group パラメーターで識別されるルールのグループを有効または無効にするかどうかを示します。
この値が true (VARIANT_TRUE) に設定されている場合、ルールのグループが有効になります。それ以外の場合、グループは無効になります。
戻り値
C++
メソッドが成功した場合、戻り値はS_OK。メソッドが失敗した場合、戻り値は次のいずれかのエラー コードになります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
アクセス許可の問題により、操作が中止されました。 |
|
無効なパラメーターが原因でメソッドが失敗しました。 |
|
要求されたグループが存在しません。 |
VB
メソッドが成功した場合、戻り値はS_OK。メソッドが失敗した場合、戻り値は次のいずれかのエラー コードになります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
アクセス許可の問題により、操作が中止されました。 |
|
無効なパラメーターが原因でメソッドが失敗しました。 |
|
要求されたグループが存在しません。 |
注釈
"@C:\Program Files\Contoso Storefront\StorefrontRes.dll,-1234" の形式の間接文字列が、Advanced Security API を使用して Windows ファイアウォールにパラメーターとして渡される場合は、完全なパスで指定する必要があります。 ファイルには、Windows ファイアウォール サービスが文字列を読み取ることができるようにローカル サービス アカウントの読み取りアクセスを許可するセキュリティで保護されたアクセス権が必要です。 特権のないセキュリティ プリンシパルが文字列を変更しないようにするには、DLL で Administrator アカウントへの書き込みアクセスのみを許可する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | netfw.h |
[DLL] | FirewallAPI.dll |