SERVICE_ADDRESS 構造体 (nspapi.h)

SERVICE_ADDRESS構造体には、サービスのアドレス情報が含まれています。 構造体は、リモート プロシージャ コール (RPC)、名前付きパイプ、ソケットなど、さまざまな種類のプロセス間通信 (IPC) メカニズムとそのアドレス形式に対応できます。

構文

typedef struct _SERVICE_ADDRESS {
  DWORD dwAddressType;
  DWORD dwAddressFlags;
  DWORD dwAddressLength;
  DWORD dwPrincipalLength;
#if ...
  BYTE  *lpAddress;
#else
  BYTE  *lpAddress;
#endif
#if ...
  BYTE  *lpPrincipal;
#else
  BYTE  *lpPrincipal;
#endif
} SERVICE_ADDRESS, *PSERVICE_ADDRESS, *LPSERVICE_ADDRESS;

メンバー

dwAddressType

型: DWORD

lpAddress メンバーが指すソケット アドレスが属するアドレス ファミリ。

dwAddressFlags

型: DWORD

アドレスのプロパティを指定するビット フラグのセット。 次のビット フラグが定義されています。

意味
SERVICE_ADDRESS_FLAG_RPC_CN
このビット フラグが設定されている場合、このサービスでは、このトランスポート プロトコル経由の接続指向 RPC がサポートされます。
SERVICE_ADDRESS_FLAG_RPC_DG
このビット フラグが設定されている場合、このサービスでは、このトランスポート プロトコルに対するデータグラム指向 RPC がサポートされます。
SERVICE_ADDRESS_FLAG_RPC_NB
このビット フラグが設定されている場合、サービスはこのトランスポート プロトコル上で NetBIOS RPC をサポートします。

dwAddressLength

型: DWORD

アドレスのサイズ (バイト単位)。

dwPrincipalLength

型: DWORD

将来利用するために予約されています。 ゼロを指定してください。

lpAddress

型: BYTE*

適切な型のソケット アドレスへのポインター。

lpPrincipal

型: BYTE*

将来利用するために予約されています。 NULL にする必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header nspapi.h

こちらもご覧ください

SERVICE_ADDRESSES

SERVICE_INFO