LsaSetTrustedDomainInfoByName 関数 (ntsecapi.h)

LsaSetTrustedDomainInfoByName 関数は、TrustedDomain オブジェクトの値を設定します。

構文

NTSTATUS LsaSetTrustedDomainInfoByName(
  [in] LSA_HANDLE                PolicyHandle,
  [in] PLSA_UNICODE_STRING       TrustedDomainName,
  [in] TRUSTED_INFORMATION_CLASS InformationClass,
  [in] PVOID                     Buffer
);

パラメーター

[in] PolicyHandle

Policy オブジェクトへのハンドル。 信頼されたドメイン オブジェクトの セキュリティ記述子 は、呼び出し元の変更を受け入れるかどうかを決定します。 ポリシー オブジェクト ハンドルの詳細については、「 ポリシー オブジェクト ハンドルを開く」を参照してください。

[in] TrustedDomainName

値を設定する信頼されたドメインの名前。 ドメイン名またはフラット名を指定できます。

[in] InformationClass

設定する情報の種類を指定します。 次のいずれかの値を指定します。

説明
TrustedPosixInformation
信頼されたドメインの Posix オフセット。
TrustedDomainInformationEx
基本情報と DNS ドメイン名、信頼に関する属性など、拡張信頼情報。
TrustedDomainAuthInformation
信頼の受信側と送信側の両方の認証情報 (存在する場合) を含む、信頼の認証情報。
TrustedDomainFullInformation
Posix オフセットと認証情報を含む完全な情報。

[in] Buffer

設定する情報を含む構造体へのポインター。 構造体の種類は 、InformationClass パラメーターの値によって異なります。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値はSTATUS_SUCCESS。

関数が失敗した場合、戻り値は NTSTATUS コードです。 詳細については、「セキュリティ管理の戻り値」の「LSA ポリシー関数の 戻り値」セクションを参照してください。

LsaNtStatusToWinError 関数を使用して、NTSTATUS コードを Windows エラー コードに変換できます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ntsecapi.h
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll

関連項目

LsaQueryTrustedDomainInfoByName

TRUSTED_DOMAIN_INFORMATION_EX

TRUSTED_INFORMATION_CLASS