KERB_ADD_CREDENTIALS_REQUEST 構造体 (ntsecapi.h)
ログオン セッションの追加のサーバー資格情報を追加、削除、または置き換えるメッセージを指定します。 別のログオン アカウントの資格情報を変更するには、 SeTcbPrivilege が必要です。
構文
typedef struct _KERB_ADD_CREDENTIALS_REQUEST {
KERB_PROTOCOL_MESSAGE_TYPE MessageType;
UNICODE_STRING UserName;
UNICODE_STRING DomainName;
UNICODE_STRING Password;
LUID LogonId;
ULONG Flags;
} KERB_ADD_CREDENTIALS_REQUEST, *PKERB_ADD_CREDENTIALS_REQUEST;
メンバー
MessageType
LsaCallAuthenticationPackage関数を呼び出して Kerberos 認証パッケージに送信できるメッセージの種類を一覧表示するKERB_PROTOCOL_MESSAGE_TYPE列挙の値。 このメンバーは KerbAddExtraCredentialsMessage に設定する必要があります。
UserName
資格情報のユーザー名。
DomainName
資格情報のドメイン名。
Password
資格情報のパスワード。
LogonId
資格情報のログオン ID。 このメンバーの値は NULL にすることができます。
Flags
資格情報の処理を指定する 値。 次のいずれかの値を指定できます。
値 | 意味 |
---|---|
|
指定した資格情報をログオン セッションに追加します。 |
|
ログオン セッションで指定した資格情報を置き換えます。 |
|
指定した資格情報をログオン セッションから削除します。 |
注釈
この構造体を使用して LsaCallAuthenticationPackage 関数を呼び出すと、 AcceptSecurityContext (Kerberos) 関数の動作にのみ影響します。 この構造を使用すると、複数の物理サーバーと仮想サーバーで 1 つの ID を共有できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | ntsecapi.h |