IBindCtx::SetBindOptions メソッド (objidl.h)

バインド コンテキストに格納されているバインド パラメーターの新しい値を設定します。

構文

HRESULT SetBindOptions(
  [in] BIND_OPTS *pbindopts
);

パラメーター

[in] pbindopts

バインド パラメーターを含む BIND_OPTS3 構造体へのポインター。

戻り値

このメソッドは、E_OUTOFMEMORYおよびS_OK標準の戻り値を返すことができます。

解説

バインド コンテキストには、ほとんどの IMoniker 操作に共通するパラメーターのブロックが含まれています。 これらのパラメーターは、操作が複合モニカーの一部から部分に移動するにつれて変更されません。

後続のバインド操作では、 IBindCtx::GetBindOptions を呼び出してこれらのパラメーターを取得できます。

呼び出し元へのメモ

このメソッドは、モニカー クライアント (モニカーを使用してオブジェクトへのインターフェイス ポインターを取得するクライアント) によって呼び出すことができます。

CreateBindCtx 関数を使用してバインド コンテキストを最初に作成すると、BIND_OPTS構造体のフィールドは次の値に初期化されます。

    cbStruct = sizeof(BIND_OPTS); 
    grfFlags = 0; 
    grfMode = STGM_READWRITE; 
    dwTickCountDeadline = 0; 

既定値以外の値が必要な場合は、バインド コンテキストを使用する前に IBindCtx::SetBindOptions メソッドを使用してこれらの値を変更できます。

SetBindOptions は 、指定した構造体のメンバーをコピーしますが、 COSERVERINFO 構造体とその構造体に含まれるポインターはコピーしません。 呼び出し元は、バインド コンテキストが解放されるまで、これらのポインターを解放できません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidl.h

関連項目

BIND_OPTS

BIND_OPTS2

BIND_OPTS3

Ibindctx