IDataObject::QueryGetData メソッド (objidl.h)
データ オブジェクトが指定したとおりにデータをレンダリングできるかどうかを判断します。 貼り付け操作またはドロップ操作を試みるオブジェクトは、 IDataObject::GetData を呼び出す前にこのメソッドを呼び出して、操作が成功したかどうかを示します。
構文
HRESULT QueryGetData(
[in] FORMATETC *pformatetc
);
パラメーター
[in] pformatetc
クエリに使用する形式、中、およびターゲット デバイスを定義する FORMATETC 構造体へのポインター。
戻り値
このメソッドは、成功したS_OKを返します。 その他の使用可能な値は次のとおりです。
リターン コード | 説明 |
---|---|
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lindex の値が無効です。現在、-1 のみがサポートされています。 |
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pformatetc の値が無効です。 |
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tymed 値が無効です。 |
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dwAspect 値が無効です。 |
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オブジェクト アプリケーションが実行されていません。 |
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予期しないエラーが発生しました。 |
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dwDirection 値が無効です。 |
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この操作に使用できるメモリが不足しています。 |
注釈
データ オブジェクトのクライアントは QueryGetData を 呼び出して、指定した FORMATETC 構造体を IDataObject::GetData の後続の呼び出しに渡すことが成功する可能性があるかどうかを判断します。 このメソッドから正常に戻った場合、後続の貼り付け操作またはドロップ操作が成功するとは限りません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | objidl.h |