ILayoutStorage インターフェイス (objidl.h)
ILayoutStorage インターフェイスを使用すると、アプリケーションで複合ファイルのレイアウトを最適化して、低速リンク全体を効率的にダウンロードできます。 目標は、ブラウザーやその他のアプリケーションが、実際に必要になる順序でデータをダウンロードできるようにすることです。
複合ファイルを最適化するために、アプリケーションは CopyTo を 呼び出してドキュメント ファイルのレイアウトを作成するため、ほとんどのシナリオでパフォーマンスが向上します。
継承
ILayoutStorage インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ILayoutStorage には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ILayoutStorage インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ILayoutStorage::BeginMonitor BeginMonitor メソッドは、読み込み操作が開始されたときに監視を開始するために使用されます。 操作が完了したら、アプリケーションで ILayoutStorage::EndMonitor を呼び出す必要があります。 |
ILayoutStorage::EndMonitor EndMonitor メソッドは、複合ファイルの監視を終了します。 前に ILayoutStorage::BeginMonitor を呼び出す必要があります。 |
ILayoutStorage::LayoutScript LayoutScript メソッドは、複合ファイル内のストレージ、ストリーム、およびコントロールを、ダウンロード中にアクセスされる順序に合わせて並べ替える明示的な指示を提供します。 |
ILayoutStorage::ReLayoutDocfile ReLayoutDocfile メソッドは、監視によって取得されたレイアウト スクリプトを使用するか、明示的なレイアウト スクリプトを使用して提供されるレイアウト スクリプトを使用して複合ファイルを書き換えて、新しい複合ファイルを作成します。 |
ILayoutStorage::ReLayoutDocfileOnILockBytes 実装されていません。 呼び出された場合は、STG_E_UNIMPLEMENTEDFUNCTIONを返します。 |
要件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | objidl.h |