ISurrogate インターフェイス (objidl.h)

新しい DLL サーバーを既存のサロゲートに動的に読み込み、不要になったサロゲートを解放するために使用されます。

継承

ISurrogate インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ISurrogate には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ISurrogate インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ISurrogate::FreeSurrogate

ISurrogate::FreeSurrogate メソッド (objidl.h) は DLL サーバーをアンロードします。
ISurrogate::LoadDllServer

ISurrogate::LoadDllServer メソッド (objidl.h) は、DLL サーバーを実装サロゲートに読み込みます。

注釈

サロゲートは、DLL サーバーを読み込んで、DLL サーバーにコーディング オーバーヘッドなしで EXE サーバーの利点を提供する EXE プロセスです。 また、独立した DLL サーバーを 1 つのプロセス内にまとめて配置し、必要なプロセスの合計数を減らすこともできます。 DLL サーバーは、Microsoft Visual Studio などの標準開発ツールを使用して簡単に記述でき、サロゲート プロセスで実行すると、障害の分離、複数のクライアントに同時にサービスを提供する機能、サーバーが分散環境のリモート クライアントにサービスを提供できるようにするなど、実行可能な実装の利点が得られます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidl.h (ObjIdl.h を含む)

こちらもご覧ください

DLL サロゲート

カスタム サロゲートの作成