IRpcOptions::Query メソッド (objidlbase.h)
RPC バインド オプション プロパティの値を取得します。
構文
HRESULT Query(
[in] IUnknown *pPrx,
[in] RPCOPT_PROPERTIES dwProperty,
[out] ULONG_PTR *pdwValue
);
パラメーター
[in] pPrx
プロパティのクエリを実行しているプロキシへのポインター。
[in] dwProperty
照会するプロパティの識別子。COMBND_RPCTIMEOUTまたはCOMBND_SERVER_LOCALITYである必要があります (このフラグは Windows Server 2003 以降で使用できます)。
[out] pdwValue
プロパティ値へのポインター。
戻り値
このメソッドは、標準の戻り値E_INVALIDARG、E_OUTOFMEMORY、E_UNEXPECTED、E_FAIL、およびS_OKを返すことができます。
解説
COMBND_RPCTIMEOUT プロパティは Set メソッドを使用して設定することもできますが、COMBND_SERVER_LOCALITY プロパティはクエリのみを実行できます。
COMBND_RPCTIMEOUT プロパティの使用可能な値の表については、「 IRpcOptions 」を参照してください。
RPC 接続のリモート性の程度を表す COMBND_SERVER_LOCALITY プロパティの値を次の表に示します。
値 | 説明 |
---|---|
SERVER_LOCALITY_PROCESS_LOCAL | 対応するは、クライアントと同じプロセス内にあります。 |
SERVER_LOCALITY_MACHINE_LOCAL | 対応するが、クライアントと同じコンピューター上にあるが、別のプロセスにある。 |
SERVER_LOCALITY_REMOTE | 対応するがリモート コンピューター上にあります。 |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | objidlbase.h (ObjIdl.h を含む) |