UASFLAGS 列挙 (ocidl.h)

親の元に戻す単位に関する情報を提供します。

構文

typedef enum tagUASFLAGS {
  UAS_NORMAL = 0,
  UAS_BLOCKED = 0x1,
  UAS_NOPARENTENABLE = 0x2,
  UAS_MASK = 0x3
} UASFLAGS;

定数

 
UAS_NORMAL
値: 0
現在開いている親の元に戻す単位は、通常のブロック解除された状態であり、 Open メソッドまたは Add メソッドの呼び出しによって追加された新しいユニットを受け入れます。
UAS_BLOCKED
値: 0x1
現在開いている元に戻す単位はブロックされ、IOleParentUndoUnit::Open メソッドまたは IOleParentUndoUnit::Add メソッドの呼び出しによって追加された元に戻す単位は拒否されます。 呼び出し元は拒否されるだけなので、新しいユニットを作成する必要はありません。
UAS_NOPARENTENABLE
値: 0x2
現在開いている元に戻すユニットは新しいユニットを受け入れますが、呼び出し元は現在開いているユニットがないような動作をする必要があります。 つまり、作成する新しいユニットに親が必要な場合、この親はその要件を満たしていないため、元に戻すスタックをクリアする必要があります。
UAS_MASK
値: 0x3
通常の状態を確認する場合は、この値を使用して 、pdwState パラメーターの未使用のビットを IOleParentUndoUnit::GetParentState メソッドにマスクして、将来の互換性を確保します。 次に例を示します。


syntax<br>fNormal = ((pdwState & UAS_MASK) == UAS_NORMAL)<br>

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
Header ocidl.h

こちらもご覧ください

IOleParentUndoUnit::GetParentState