IClassFactory2 インターフェイス (ocidl.h)
クラス ファクトリ オブジェクトを任意の種類のオブジェクト サーバーで有効にして、ライセンスを使用してオブジェクトの作成を制御します。
このインターフェイスは、 IClassFactory の拡張機能です。 この拡張機能を使用すると、ライセンスが付与されたマシンで実行されるクラス ファクトリは、ライセンスのないマシン上にオブジェクト インスタンスを作成するために後で使用できるライセンス キーを提供できます。 このような考慮事項は、ライセンスされたマシン上でアプリケーションをビルドするために使用されるコントロールなどのオブジェクトにとって重要です。 その後、ビルドされたアプリケーションをライセンスのないマシンで実行できる必要があります。 ライセンス キーは、完全なマシン ライセンスが存在しない場合に、その 1 つのクライアント アプリケーションに IClassFactory2 を介してオブジェクトをインスタンス化する権限のみを付与します。
継承
IClassFactory2 インターフェイスは IClassFactory から継承します。 IClassFactory2 には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IClassFactory2 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IClassFactory2::CreateInstanceLic 指定したライセンス キーのライセンス オブジェクトのインスタンスを作成します。 このメソッドは、それ以外のライセンスのないマシンにオブジェクトを作成する唯一の方法です。 |
IClassFactory2::GetLicInfo このクラス ファクトリのライセンス機能に関する情報を取得します。 |
IClassFactory2::RequestLicKey 呼び出し元が後でライセンス オブジェクトのインスタンスを作成するために保存して使用できるライセンス キーを作成します。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ocidl.h |