ISimpleFrameSite インターフェイス (ocidl.h)
他の入れ子になったコントロールの単純なコンテナーとして機能する単純なフレーム コントロールを提供します。 一部のコントロールには、他のコントロールが含まれているだけです。 このような場合、単純なフレームと呼ばれる単純なコントロール コンテナーでは、すべてのコンテナー要件を実装する必要はありません。 インターフェイス呼び出しのほとんどは、含まれているコントロールから、単純なフレームを管理する外部コンテナーに委任できます。 単純なフレーム コントロールと呼ばれるものをサポートするために、コンテナーはこのインターフェイスと IOleControlSite などの他のサイト インターフェイスを実装します。
単純なフレーム コントロールの例としては、含まれているコントロールに対して、正しいタブまたは方向キーの動作を実装するために数回のキーストロークのみをキャプチャする必要があるが、他のすべてのメッセージを処理する必要がないグループ ボックスがあります。 このインターフェイスの 2 つのメソッドを使用して、単純なフレーム コントロールは、独自の処理の前後の両方のコントロール サイトにメッセージを渡します。 そのサイト自体が単純なフレームである場合は、メッセージをチェーンに引き続き渡すことができます。
継承
ISimpleFrameSite インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 ISimpleFrameSite には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ISimpleFrameSite インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ISimpleFrameSite::P ostMessageFilter コントロールがメッセージを処理した後、コントロールの独自のウィンドウで受信したメッセージを単純なフレーム サイトに送信します。 |
ISimpleFrameSite::P reMessageFilter コントロール自体が処理を行う前に、コントロールの独自のウィンドウで受信したメッセージを処理する機会をサイトに提供します。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ocidl.h |