OleDuplicateData 関数 (ole2.h)
指定したハンドル内のデータを複製し、重複したデータにハンドルを返します。 ソース データはクリップボード形式です。 この関数は、 IDataObject などのデータ転送インターフェイスの一部を実装するのに役立ちます。
構文
HANDLE OleDuplicateData(
[in] HANDLE hSrc,
[in] CLIPFORMAT cfFormat,
[in] UINT uiFlags
);
パラメーター
[in] hSrc
ソース データのハンドル。
[in] cfFormat
ソース データのクリップボード形式。
[in] uiFlags
コピーしたデータにグローバル メモリを割り当てるために使用するフラグ。 これらのフラグは GlobalAlloc に渡されます。 uiFlags の値が NULL の場合、GMEM_MOVEABLEが既定のフラグとして使用されます。
戻り値
成功すると、ソース データへの HANDLE が返されます。失敗した場合は NULL 値が返されます。
注釈
CF_METAFILEPICT、CF_PALETTE、またはCF_BITMAP形式は、特別な処理を受け取ります。 これらは GDI ハンドルであり、バイトだけをコピーするのではなく、新しい GDI オブジェクトを作成する必要があります。 他のすべての形式は、バイト単位で複製されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ole2.h |
Library | Ole32.lib |
[DLL] | Ole32.dll |