OleSetContainedObject 関数 (ole2.h)
OLE コンテナーに埋め込まれているオブジェクトに通知します。これにより、埋め込みオブジェクトへのリンクをサポートするコンテナーに対して参照カウントが正しく実行されます。
構文
HRESULT OleSetContainedObject(
[in] LPUNKNOWN pUnknown,
[in] BOOL fContained
);
パラメーター
[in] pUnknown
オブジェクトの IUnknown インターフェイスへのポインター。
[in] fContained
オブジェクトが埋め込みオブジェクトの場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。
戻り値
この関数は、成功したS_OKを返します。 その他の可能な値は次のとおりです。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
操作のメモリ不足。 |
|
1 つ以上のパラメーターが無効です。 |
|
予期しないエラーが発生しました。 |
注釈
OleSetContainedObject 関数は、OLE コンテナーに埋め込まれているオブジェクトに通知します。 OLESetContainedObject の実装は、IRunnableObject インターフェイスの発行と一致するように OLE 2.01 で変更されました。 OleSetContainedObject メソッドと IRunnableObject::SetContainedObject メソッドを同じ意味で使用できます。 OleSetContainedObject 関数は、IRunnableObject インターフェイスへのポインターをオブジェクトに照会します。 成功した場合、関数は IRunnableObject::SetContainedObject を呼び出した結果を返します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ole2.h |
Library | Ole32.lib |
[DLL] | Ole32.dll |
API セット | ext-ms-win-com-ole32-l1-1-2 (Windows 10 バージョン 10.0.10240 で導入) |