IOleLink::UnbindSource メソッド (oleidl.h)
リンク オブジェクトとそのリンク ソースの間の接続を切断します。
構文
HRESULT UnbindSource();
戻り値
このメソッドは、成功したS_OKを返します。
注釈
通常、 UnbindSource は直接呼び出しません。 リンク ソースへの接続を非アクティブ化する必要がある場合、コンテナーは通常 、IOleObject::Close または IUnknown::Release を呼び出します。これらのメソッドのリンクされたオブジェクトの実装は 、UnbindSource を呼び出します。 リンクオブジェクトの IAdviseSink::OnClose 実装は UnbindSource も呼び出します。
実装者へのメモ
リンク ソースが現在バインドされていない場合、リンク オブジェクトの UnbindSource の実装は何も行いません。 リンク ソースがバインドされている場合、 UnbindSource はリンク ソースの IOleObject::Unadvise 実装と IDataObject::D Unadvise 実装を呼び出して、リンク ソースへのアドバイザリ接続を削除します。 UnbindSource メソッドは、複合ドキュメントの IOleContainer::LockContainer 実装を呼び出して、含まれている複合ドキュメントのロックを解除します。 これにより、コンテナーのロックと 、IOleLink::BindToSource で確立されたアドバイザリ接続が元に戻されます。 UnbindSource は、リンク オブジェクトのすべてのインターフェイス ポインターをリンク ソースに解放します。要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | oleidl.h |