IPropertyStorage::Revert メソッド (propidlbase.h)

Revert メソッドは、最後に開いた後の名前付きプロパティ セットに対するすべての変更を破棄するか、プロパティ セットに最後にコミットされた変更を破棄します。 このメソッドは、ダイレクト モード プロパティ セットには影響しません。

構文

HRESULT Revert();

戻り値

このメソッドは、次に加えて、標準の戻り値E_UNEXPECTEDをサポートしています。

注釈

transacted-mode プロパティ セットの場合、このメソッドは、セットが開かれた後、または最後にコミットされた時刻 (いずれか後) 以降に、このプロパティ セットで行われたすべての変更を破棄します。 この操作の後、元に戻されるプロパティ セットから開かれた既存のストレージまたはストリーム値のプロパティは無効になり、使用できなくなります。 エラー STG_E_REVERTEDは、 これらのストリームまたはストレージを使用して Release を除くすべての呼び出しで返されます。

ダイレクト モード プロパティ セットの場合、この要求は無視され、S_OKを返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー propidlbase.h (Objbase.h、Propidlbase.h を含む)
Library Uuid.lib
[DLL] Ole32.dll

こちらもご覧ください

IPropertyStorage

IPropertyStorage::Commit