PSPropertyBag_ReadType関数 (propsys.h)
プロパティ バッグに格納されているプロパティのデータ値の型を読み取ります。
構文
PSSTDAPI PSPropertyBag_ReadType(
[in] IPropertyBag *propBag,
[in] LPCWSTR propName,
[out] VARIANT *var,
[out] VARTYPE type
);
パラメーター
[in] propBag
種類: IPropertyBag*
プロパティが格納されているプロパティ バッグを表す IPropertyBag オブジェクトへのポインター。
[in] propName
種類: LPCWSTR
null で終わるプロパティ名文字列へのポインター。
[out] var
型: VARIANT*
正常に関数が完了すると、 プロパティ値を含む VARIANT データ型へのポインターを返します。
[out] type
型: VARTYPE*
type がVT_EMPTYの場合、この関数は IPropertyBag propBag パラメーターの プロパティの VARIANT を読み取ります。 type がVT_EMPTYではなく、VARIANT 読み取りと同じでない場合、この関数は、返す前に、VARIANT 読み取りを型パラメーターで定義された VARTYPE に変換しようとします。
戻り値
種類: HRESULT
この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
解説
IPropertyBag と IPersistPropertyBag では、[テキストとして保存] 機能が最適化されます。 IPropertyBag と IPropertyBag2 は、オブジェクトにプロパティ バッグを提供します。このバッグには、オブジェクトがプロパティを永続的に保存できます。 IPropertyBag2 を使用すると、オブジェクトは各プロパティの型情報を取得できます。 IPropertyBag2::Read を使用すると、1 つ以上のプロパティがプロパティ バッグから読み取られ、 IPropertyBag2::Write によって 1 つ以上のプロパティがプロパティ バッグに保存されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | propsys.h |
Library | Propsys.lib |
[DLL] | Propsys.dll (バージョン 6.0 以降) |