InitPropVariantFromDoubleVector 関数 (propvarutil.h)

指定した倍精度浮動小数点型 (DOUBLE) のベクトルに基づいて PROPVARIANT 構造体を初期化します。

構文

PSSTDAPI InitPropVariantFromDoubleVector(
  [in, optional] const DOUBLE *prgn,
  [in]           ULONG        cElems,
  [out]          PROPVARIANT  *ppropvar
);

パラメーター

[in, optional] prgn

型: const DOUBLE*

二重ベクトルへのポインター。 この値が NULL の場合、 cadbl.pElems 構造体メンバーが指す要素は 0.0 で初期化されます。

[in] cElems

種類: ULONG

ベクター要素の数。

[out] ppropvar

型: PROPVARIANT*

この関数が戻るとき、 には初期化された PROPVARIANT 構造体が 含まれます。

戻り値

種類: HRESULT

この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

解説

VT_VECTORを作成する |VT_R8プロパティバリアントです。

大規模なプログラムの一部として含める次の例では、 InitPropVariantFromDoubleVector を使用する方法を示します。

PROPVARIANT propvar;
DOUBLE rgDouble[] = {3.1415, 42.7};

HRESULT hr = InitPropVariantFromDoubleVector(rgDouble, ARRAYSIZE(rgDouble), &propvar);

if (SUCCEEDED(hr))
{
    // propvar now is valid and has type VT_VECTOR | VT_R8.
 
    PropVariantClear(&propvar);
}

要件

   
サポートされている最小のクライアント WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー propvarutil.h
Library Propsys.lib
[DLL] Propsys.dll (バージョン 6.0 以降)
再頒布可能パッケージ Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0

関連項目

InitPropVariantFromDouble

InitVariantFromDoubleArray

PropVariantToDoubleVector