VariantToDoubleArrayAlloc 関数 (propvarutil.h)

DOUBLE 値の配列を割り当て、VARIANT 構造体からその配列にデータを抽出します。

構文

PSSTDAPI VariantToDoubleArrayAlloc(
  [in]  REFVARIANT var,
  [out] DOUBLE     **pprgn,
  [out] ULONG      *pcElem
);

パラメーター

[in] var

型: REFVARIANT

ソース VARIANT 構造体への参照。

[out] pprgn

型: DOUBLE**

この関数が戻るとき、 には、ソース VARIANT 構造体から抽出された DOUBLE 値の配列へのポインターが含まれます。

[out] pcElem

種類: ULONG*

この関数が戻るとき、 には、ソース VARIANT 構造体から抽出された要素の数へのポインターが含まれます。

戻り値

種類: HRESULT

この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

このヘルパー関数は、呼び出し元のアプリケーションで VARIANTDOUBLE 値の配列を保持することを想定している場合に使用されます。

ソース VARIANT が VT_ARRAY 型の場合 |VT_R8、この関数は DOUBLE 値の配列を新しく割り当てられた配列に抽出します。 呼び出し元のアプリケーションは、 CoTaskMemFree を使用して 、pprgn が指す配列が不要になったときに解放する役割を担います。

より大きなプログラムの一部として含める次の例では、VariantToDoubleArrayAlloc を使用して VARIANTDOUBLE 配列値にアクセスする方法を示します。

// VARIANT var;
// Assume variable var is initialized and valid.
// The application expects var to contain an array of DOUBLE values.
DOUBLE *prgDoubles;
ULONG cElems;

HRESULT hr = VariantToDoubleArrayAlloc(var, &prgDoubles, &cElems);

if (SUCCEEDED(hr))
{
     // prgDoubles now points to a vector of cElems DOUBLEs.
     CoTaskMemFree(prgDoubles);
}

要件

要件
サポートされている最小のクライアント WINDOWS XP と SP2、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 SP1 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー propvarutil.h
Library Propsys.lib
[DLL] Propsys.dll (バージョン 6.0 以降)
再頒布可能パッケージ Windows デスクトップ検索 (WDS) 3.0

こちらもご覧ください

InitVariantFromDoubleArray

PropVariantChangeType

PropVariantToDoubleVectorAlloc

VariantToDoubleArray