RoInspectCapturedStackBackTrace 関数 (roerrorapi.h)
デバッガーがターゲット プロセスから呼び出し履歴を検査する方法を提供します。
構文
HRESULT RoInspectCapturedStackBackTrace(
[in] UINT_PTR targetErrorInfoAddress,
USHORT machine,
PINSPECT_MEMORY_CALLBACK readMemoryCallback,
[in, optional] PVOID context,
[out] UINT32 *frameCount,
[out] UINT_PTR *targetBackTraceAddress
);
パラメーター
[in] targetErrorInfoAddress
ターゲット プロセスのエラー情報オブジェクトのアドレス。 RoInspectThreadErrorInfo 関数を呼び出して targetErrorInfoAddress を取得します。
machine
デバッグするマシン。
readMemoryCallback
ターゲット TEB アドレス空間からバッファーを読み取るコールバック関数。
[in, optional] context
カスタム コンテキスト データ。
[out] frameCount
エラー オブジェクトに格納されているスタック フレームの数。
[out] targetBackTraceAddress
ターゲット プロセス内のスタック バック トレース アドレス。
戻り値
この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
RoInspectCapturedStackBackTrace 関数は、システム エラー オブジェクトへのポインターを受け取り、frameCount にエラー オブジェクトに格納されているスタック フレームの数を入力し、targetBackTraceAddress にターゲット プロセスのスタック バック トレース アドレスを入力します。 RoInspectCapturedStackBackTrace 関数は、targetErrorInfoAddress がシステム エラー オブジェクトを指していることを確認しようと試み、バージョン署名と一致できない場合は失敗します。
RoInspectThreadErrorInfo 関数を呼び出して targetErrorInfoAddress を取得します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8.1 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | roerrorapi.h |
Library | RuntimeObject.lib |
[DLL] | ComBase.dll |