RpcErrorSaveErrorInfo 関数 (rpcasync.h)
RpcErrorSaveErrorInfo 関数は、列挙ハンドルのすべてのエラー情報を BLOB として返します。
構文
RPC_STATUS RpcErrorSaveErrorInfo(
[in] RPC_ERROR_ENUM_HANDLE *EnumHandle,
[out] PVOID *ErrorBlob,
[out] size_t *BlobSize
);
パラメーター
[in] EnumHandle
列挙ハンドルへのポインター。
[out] ErrorBlob
エラー情報を含む BLOB へのポインター。
[out] BlobSize
ErrorBlob のサイズ (バイト単位)。
戻り値
正常に完了すると、RPC_S_OKが返されます。 十分なメモリが使用できない場合、 RpcErrorSaveErrorInfo 関数の呼び出しが失敗する可能性があります。
メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
注釈
BLOB はシステム ヒープに割り当てられ、呼び出し元はバッファーの所有者です。 システム ヒープに割り当てられたブロックは BlobSize より大きい場合がありますが、 BlobSize のみが使用されます。 RpcErrorSaveErrorInfo 関数は、カーソル位置に関係なく、列挙ハンドルに関連付けられている拡張エラー情報レコードのチェーン全体を保存し、列挙体のカーソル位置を変更しません。
BLOB を保存し、 RpcErrorLoadErrorInfo 関数を使用して後で取得できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | rpcasync.h (Rpc.h を含む) |
Library | Rpcrt4.lib |
[DLL] | Rpcrt4.dll |