RPC_IF_CALLBACK_FN コールバック関数 (rpcdce.h)

RPC_IF_CALLBACK_FNは、アプリケーションが提供するセキュリティ コールバック関数のプロトタイプです。 プログラムは、定義されているインターフェイスごとにコールバック関数を提供できます。

構文

RPC_IF_CALLBACK_FN RpcIfCallbackFn;

RPC_STATUS RpcIfCallbackFn(
       RPC_IF_HANDLE InterfaceUuid,
  [in] void *Context
)
{...}

パラメーター

InterfaceUuid

[in] Context

クライアントを表すRPC_IF_ID サーバー バインド ハンドルへのポインター。 関数宣言では、これは RPC_IF_HANDLE 型である必要がありますが、クライアント バインド ハンドルであり、安全にキャストできます。 コールバック関数は、このハンドルを RpcImpersonateClientRpcBindingServerFromClientRpcGetAuthorizationContextForClient、またはクライアント バインディング ハンドルを受け入れてクライアントに関する情報を取得する他のサーバー側関数に渡すことができます。

戻り値

クライアントがこのインターフェイスでメソッドの呼び出しを許可されている場合、コールバック関数はRPC_S_OKを返す必要があります。 その他のリターン コードを使用すると、クライアントは例外RPC_S_ACCESS_DENIEDを受け取ります。

メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
 

注釈

場合によっては、RPC ランタイムは、インターフェイスごとにクライアントごとにセキュリティ コールバック関数を複数回呼び出す場合があります。 コールバック関数でこの可能性を処理できることを確認してください。

セキュリティ コールバックは、RPC_ENTRYとして宣言する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcdce.h (Rpc.h を含む)

こちらもご覧ください

RpcServerRegisterIfEx