RpcMgmtEnableIdleCleanup 関数 (rpcdce.h)

RpcMgmtEnableIdleCleanup 関数を使用すると、RPC はクライアント上のネットワーク接続などのアイドル状態のリソースを閉じます。

構文

RPC_STATUS RpcMgmtEnableIdleCleanup();

戻り値

説明
RPC_S_OK
呼び出しは成功しました。
RPC_S_OUT_OF_THREADS
スレッドが不足しています。
RPC_S_OUT_OF_RESOURCES
リソースが不足しています。
RPC_S_OUT_OF_MEMORY
メモリが不足しています。
 
メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
 

解説

RpcMgmtEnableIdleCleanup は、OSF-DCE RPC 仕様の Microsoft 拡張機能です。
 
この関数の呼び出しだけで十分です。 呼び出されると、アイドル 状態のリソース クリーンアップをオフにすることはできません。 場合によっては、Windows のバージョンと構成によっては、RPC ランタイムでこのようなクリーンアップを実行するために別のスレッドを作成する必要がある場合があります。そのため、アイドル 状態のリソース クリーンアップが常に有効になっているわけではありません。 Windows XP 以降のバージョンの Windows では、アイドル状態のリソースが特定のしきい値に達した場合にアイドル 状態のリソース クリーンアップを自動的に有効にするように RPC ランタイムがプログラムされます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcdce.h (Rpc.h を含む)
Library Rpcrt4.lib
[DLL] Rpcrt4.dll

関連項目

RpcServerUnregisterIf