RpcMgmtSetServerStackSize 関数 (rpcdce.h)

RpcMgmtSetServerStackSize 関数は、RPC ランタイムによって作成されたサーバー スレッドのスタック サイズを指定します。

構文

RPC_STATUS RpcMgmtSetServerStackSize(
  unsigned long ThreadStackSize
);

パラメーター

ThreadStackSize

RPC ランタイムによって作成された各スレッドに割り当てられたスタック サイズ (バイト単位)。 この値は、サーバー用に作成されたすべてのスレッドに適用されますが、既に作成されているスレッドには適用されません。 サーバーによって提供されるリモート プロシージャのスタック要件に基づいて、この値を選択します。

戻り値

意味
RPC_S_OK
呼び出しは成功しました。
RPC_S_INVALID_ARG
引数が無効です。
 
メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
 

注釈

サーバー アプリケーションは RpcMgmtSetServerStackSize 関数を呼び出して、RPC ランタイム ライブラリがリモート プロシージャ 呼び出しを実行するための呼び出しスレッドを作成するときに使用するスレッド スタック サイズを指定します。

提供するインターフェイス内のすべてのマネージャー関数のスタック要件を把握しているサーバーは 、RpcMgmtSetServerStackSize 関数を呼び出して、各呼び出しスレッドが必要なスタック サイズを持っていることを確認できます。

RpcMgmtSetServerStackSize の呼び出しは省略可能です。 サーバーが RpcMgmtSetServerStackSize を呼び出さない場合は、実行可能イメージからの既定のスレッド スタック サイズが使用されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcdce.h (Rpc.h を含む)
Library Rpcrt4.lib
[DLL] Rpcrt4.dll

こちらもご覧ください

RpcServerListen