RpcObjectInqType 関数 (rpcdce.h)

RpcObjectInqType 関数は、オブジェクトの型を返します。

構文

RPC_STATUS RpcObjectInqType(
  UUID *ObjUuid,
  UUID *TypeUuid
);

パラメーター

ObjUuid

関連付けられた型 UUID が返されるオブジェクト UUID へのポインター。

TypeUuid

ObjUuid パラメーターの UUID 型へのポインターを返します。

型 UUID が返されないようにするには、パラメーター値 として NULL を 指定します。 このようにして、アプリケーションは、出力型 UUID 変数を指定せずに ObjUuid が登録されているかどうかを (返された状態から) 判断できます。

戻り値

意味
RPC_S_OK
呼び出しは成功しました。
RPC_S_OBJECT_NOT_FOUND
オブジェクトが見つかりません。
 
メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
 

注釈

サーバー アプリケーションは RpcObjectInqType を 呼び出して、オブジェクトの型 UUID を取得します。 RpcObjectSetType 関数を使用してオブジェクトが RPC ランタイム ライブラリに登録されている場合は、登録済みの型が返されます。

必要に応じて、アプリケーションはオブジェクト/型の登録をプライベートに維持できます。 この場合、アプリケーションでオブジェクト照会関数が提供されている場合は ( RpcObjectSetInqFn の下を参照してください)。 RPC ランタイム ライブラリは、その関数を使用してオブジェクトの型を決定します。

RpcObjectInqType 関数は、次の表に示すように UUID 型を取得します。

オブジェクト UUID
 
registered
照会機能
 
registered
戻り値
 
value
はい ( RpcObjectSetType) 無視 オブジェクトの登録済み型 UUID。
いいえ はい ( RpcObjectSetInqFn) 照会関数から返される UUID 型。
いいえ いいえ nil UUID。
 
 

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcdce.h (Rpc.h を含む)
Library Rpcrt4.lib
[DLL] Rpcrt4.dll

こちらもご覧ください

RpcObjectSetInqFn

RpcObjectSetType