RpcServerInqDefaultPrincName 関数 (rpcdce.h)
RpcServerInqDefaultPrincName 関数は、特定の認証サービスの既定のプリンシパル名を取得します。
構文
RPC_STATUS RpcServerInqDefaultPrincName(
unsigned long AuthnSvc,
RPC_WSTR *PrincName
);
パラメーター
AuthnSvc
サーバーがリモート プロシージャ コールの要求を受信するときに使用する認証サービス。
PrincName
成功すると、 には、 AuthnSvc パラメーターで指定された、指定された認証サービスの既定のプリンシパル名が含まれます。 使用中の認証サービスは、名前とその構文の内容を定義します。 このプリンシパル名は、RpcServerRegisterAuthInfo 関数の ServerPrincName パラメーターとして使用する必要があります。 関数が成功した場合は、RpcStringFree 関数を使用して PrincName を解放する必要があります。 関数が失敗した場合、 PrincName の内容は未定義であり、呼び出し元はそれを解放する義務はありません。
戻り値
値 | 意味 |
---|---|
|
呼び出しは成功しました。 |
|
操作を完了するためのメモリが不足しています。 |
メモ 有効なエラー コードの一覧については、「 RPC 戻り値」を参照してください。
注釈
この関数は、 RpcServerRegisterAuthInfo 関数に渡されるサーバー プリンシパル名を取得するために推奨される方法です。 この関数を使用せずにサーバー プリンシパル名を作成することは可能ですが、この関数の呼び出しは、オペレーティング システムのバージョン間でより簡単で移植性が高くなります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | rpcdce.h (Rpc.h を含む) |
Library | Rpcrt4.lib |
[DLL] | Rpcrt4.dll |