RpcCertGeneratePrincipalNameW 関数 (rpcssl.h)

サーバー プログラムでは、 RpcCertGeneratePrincipalName 関数を使用して、セキュリティ証明書の プリンシパル名 を生成します。

構文

RPC_STATUS RpcCertGeneratePrincipalNameW(
  PCCERT_CONTEXT Context,
  DWORD          Flags,
  RPC_WSTR       *pBuffer
);

パラメーター

Context

セキュリティ証明書コンテキストへのポインター。

Flags

現在、このパラメーターの有効なフラグはRPC_C_FULL_CERT_CHAINのみです。 このフラグを使用すると、プリンシパル名が fullsic 形式で生成されます。

pBuffer

ポインターへのポインター。 RpcCertGeneratePrincipalName 関数は、プリンシパル名を含む null で終わる文字列を指すよう設定します。

戻り値

この関数は値を返しません。

注釈

既定では、 RpcCertGeneratePrincipalName 関数が返すプリンシパル名は msstd 形式です。 完全形式で名前を生成するには、 flags パラメーターの値として RPC_C_FULL_CERT_CHAINを渡します。

アプリケーションで RpcStringFree を呼び出して、プリンシパル名を含む文字列のメモリを解放する必要があります。

注意

rpcssl.h ヘッダーは、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして RpcCertGeneratePrincipalName を定義します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー rpcssl.h (Rpc.h を含む)
Library Rpcrt4.lib
[DLL] Rpcrt4.dll

こちらもご覧ください

プリンシパル名

RpcStringFree