SendSAS 関数 (sas.h)
セキュア アテンション シーケンス (SAS) をシミュレートします。
構文
void SendSAS(
[in] BOOL AsUser
);
パラメーター
[in] AsUser
呼び出し元が現在のユーザーとして実行されている場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。
戻り値
なし
解説
SendSAS 関数を正常に呼び出すには、アプリケーションがサービスとして実行されているか、アプリケーション マニフェストで requestedExecutionLevel 要素の uiAccess 属性が "true" に設定されている必要があります。 アプリケーションがサービスとして実行されていない場合は、 SendSAS を呼び出すために、現在のユーザーまたは LocalSystem アカウントとして実行されている必要があります。 さらに、アプリケーションがサービスとして実行されていない場合は、SendSAS を呼び出すためにユーザー アカウント制御を有効にする必要があります。
- \Program Files\
- \windows\system32\
コンピューターの構成 |管理用テンプレート |Windows コンポーネント |Windows ログオン オプション |ソフトウェアのセキュア アテンション シーケンスを無効または有効にする
サービスは、そのサービスを呼び出す別のプロセスのトークンを偽装できます。 この場合、そのサービスによる SendSAS 関数の呼び出しは、偽装されたトークンに関連付けられているセッションの SAS をシミュレートします。
Windows Server 2008 および Windows Vista: Sas.dll はネイティブでは使用できません。 この関数を使用するには、Windows 7 バージョンの Microsoft Windows ソフトウェア開発キット (Windows SDK) (SDK) をダウンロードする必要があります。 さらに、この関数を呼び出すには、アプリケーションで Sas.dll を参照する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | sas.h (Windows.h を含む) |
Library | Sas.lib |
[DLL] | Sas.dll |