IDataObjectAsyncCapability::EndOperation メソッド (shldisp.h)

非同期データ抽出が終了したことをデータ オブジェクトに通知します。

構文

HRESULT EndOperation(
  [in] HRESULT  hResult,
  [in] IBindCtx *pbcReserved,
  [in] DWORD    dwEffects
);

パラメーター

[in] hResult

種類: HRESULT

データ抽出の結果を示します。 成功した場合はこの値をS_OKに設定し、それ以外の場合は COM エラー コードに設定します。

[in] pbcReserved

種類: IBindCtx*

予約済み。 nullptr に設定します。

[in] dwEffects

型: DWORD

最適化された移動の結果を示す DROPEFFECT 値。 これは、通常のデータ抽出操作でCFSTR_PERFORMEDDROPEFFECT形式としてデータ オブジェクトに渡されるのと同じ値である必要があります。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

EndOperation、IDataObjectAsyncCapability::SetAsyncMode によって格納された IDataObjectAsyncCapability ポインターを取得し、そのパラメーター値をそのインターフェイスの IDataObjectAsyncCapability::EndOperation メソッドに渡します。 その後、EndOperationIDataObjectAsyncCapability ポインターを解放します。

EndOperation は、関連付けられているクリーン操作も担当します。 完了すると、 EndOperation はプライベート インターフェイスを介してドロップ ソースに通知する必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shldisp.h
[DLL] Shell32.dll (バージョン 6.0 以降)

こちらもご覧ください

IDataObjectAsyncCapability